以前、私達は作業所の指導員をしていく中で一番強く感じたことは、障がい者をかかえている親の負担は非常に大きいということです。
その頃作業所の中での親の役目というものは、さまざまな事があり、帰宅後の家庭での介護は想像以上に大変なものだと感じました。
そんな中、親が体の調子をくずすなどの理由から活動に参加できなくなり、やむなく在宅になってしまった人達がいることも知りました。
そんな人達は、社会との接触も減り、今まで出来ていた事も出来なくなるなど、他にさまざまな問題を抱えていました。また、障がいが重度のために受け入れてもらえる施設がない人達もいました。
そんな人達が「集まれる場所を作りたい」、「親にもっと自分のための時間を使ってほしい」そんな願いからクローバーは平成11年4月に立ち上がりました。
今まで、何年間も在宅で体調をくずした人、重度の障がいのため何処にも出られなかった人達がクローバーに通えるようになり、社会参加の場ができました。
デイハウスクローバーの沿革
- 1999年4月
- デイハウス クローバー開設
- 2006年4月
- 堺あすなろ会の傘下施設となる
- 2009年4月
- アトリエhana デイハウスクローバーとなる
デイハウスクローバーの年間スケジュール
- 4月
- お花見
- 5月
- 野外活動
- 6月
- 大カラオケ大会
- 7月
- 七夕祭り
- 8月
- 夏祭り
- 9月
- クローバー運動会
- 10月
- 健康診断・野外活動
- 11月
- 福祉フェスティバルバザー
- 12月
- クリスマス&忘年会
- 1月
- お正月遊び会
- 2月
- 節分
- 3月
- ひな祭り・年度お楽しみ会
デイハウスクローバーの一日のスケジュール
- 午前8時
- 送迎
- 午前9時
- 体調や連絡ノートの確認
水分補給としてポカリスェットを飲む - 午前10時
- 朝の会・ラジオ体操・今月の歌
- 午前10時30分
- 設定活動(歌・ゲーム・お散歩・製作・ビデオなど) ※月1回 調理実習やおやつ作りをします
- 午前11時30分
- 昼食
(食後、横になり体を休め、トイレタイム) - 午後1時
- 訓練(週2回 療法士より体をほぐしてもらう)
健康診断(看護師による体温・血圧・脈拍・体重検査・パルス) - 午後2時
- 水分補給としてポカリスェットを飲む
- 午後3時
- 終わりの会・送迎
デイハウスクローバーからのコメント
デイハウスクローバーの概要
- 施設
- デイハウスクローバー
- 所在地
- 〒590-0802堺市堺区百舌鳥夕雲町2-215
- TEL
- 072-241-7106
- FAX
- 072-260-4177
クローバーは、様々な重度障がいの人達が通っているので、きめ細やかな、一人一人の体調に合わせた介護が出来るよう心掛けています。
また、大仙公園に近いという立地条件を生かして、外出しやすい環境を作り少しでも地域社会との関わりが持てるように心掛けています。